くせ毛=乾燥しやすい、広がるという髪質の特徴があります。
くせ毛を生かすショートとくせを生かすセットは、どちらが欠けてもヘアスタイルが決まりません。
自分のくせ毛の性質を再確認して、仕上げの時に意識するだけでその日1日のスタイルのもちが全く違います。
今回は、僕が実際にくせ毛カットをさせてもらったお客様にお伝えしているセット方法を一部公開していきます。
(アフターフォローで共有させてもらっています)
くせ毛のタイプに合わせて、濡れているor乾いている状態によって出るくせの違いごとのおすすめセットの仕方をそれぞれ解説していきます!
Ⅰ・濡れた状態でパーマ風、ウエーブ風にくせがでるタイプの方へ
◎くせを素敵に、楽に生かす方法(所要時間:5分以内)
毎朝の自分のセットの仕方と比べながら想像してみてください。
①朝起きたらまずは、髪を根元からしっかり濡らします。
寝癖の気になる部分だけ少し濡らして直すのはNG。
根元から一度しっかり濡らさないと、くせは直りません。
②タオルでよく地肌全体を拭き水分をとります
(毛先、表面が湿ってるくらいでOK)
ドライヤーを使用するとどうしても表面が乾いてしまうため、毛先に水分を残したい場合はこれで十分です。
③最後にホホバオイルを毛先からもみこみ完成(ムースでも可)
朝から髪を濡らすのが面倒だと思った方もいるかもしれませんが、
効率よく楽にくせを出せるので、逆に5分以内におしゃれっぽくパーマ風のくせ毛スタイルに仕上げられます。
ドライヤーを使って逆に汗をかいてしまう季節など特にオススメです。
Ⅱ・濡れた状態で少しうねる、乾くと広がるタイプの方へ
このタイプのくせ毛さんには、
方法が2つ。
くせの強さによって分けることができます。
ひとつは、Ⅰで紹介した方法。
こちらは、くせがしっかり出る方向きで
くせを生かしてニュアンスっぽく仕上げる方法です。
くせがあまりでないタイプの方におすすめ
◎ハンドブロー
※根元からしっかり濡らすところは同じ。
①前髪の根元を左右にゴシゴシしながら乾かす
②前髪以外はすべて後ろへ乾かす
③ホホバオイルを4〜5滴つけて完成!
くせの柔らかさは残しつつ
タイトにまとまるショートスタイルに仕上がります。
3、毛先に縮毛矯正が残っている方へ
こちらは脱・縮毛矯正をしている方があてはまります。
セットの仕方は、Ⅱのハンドブローとほぼ同じです!
①前髪の根元を左右にゴシゴシしながら乾かす
②前髪以外はすべて後ろへ乾かす
③毛先と表面にはアイロン必須
(毛先が馴染まない、丸みがつきづらい状態だと必ず必要です)
毛先に丸みをつけるようにして、
まっすぐ感をなじませていきます。
温度の目安
・手が慣れないうちは160°〜でゆっくり。
・スムーズに出来る方は180°で。がおすすめ
④オイルを毛先・表面中心にもみこんで完成!
毛先のまっすぐ感をなじませるので、まとまった印象のタイトな雰囲気に仕上がります。
脱・縮毛矯正の方の場合は、少しずつ切り落としていくにつれて状態も変化します。
✴︎地毛(くせ毛)の割合が増えていくにつれて、セット方法も変わります!
いかがでしたか?
くせを生かすための
簡単にできるおすすめのセット方法としてご紹介させていただきました。
逆にしっかりくせを抑えたい場合は、縮毛矯正が最善の方法です。
くせを生かしたい方は自分が思っているより
湿っているくらいでオイルを揉み込んでみてください!!
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担当スタイリスト 土佐
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